top of page

 

第五章

 

 

 

 

第一節~ホームステイ~

 

 

 

2011年夏。いよいよアメリカ留学が始まろうとしていた。

 

行き先はNY。大学に休学届けも出し、ビザや飛行機の手配もばっちしだ。

家族と愛犬に別れを告げ、NYに飛び立つ。

 

 

 

17時間のフライトには参ったが、なんとかNYに到着、タクシーに乗り込み、ホームステイ先に向かう。

慣れないNYの景色に不安と期待が胸で踊る。

 

 

「着いたよ」

 

 

タクシーの運転手がそう言うと、荷物を降ろして、マンションの玄関に運んでくれた。

呼び鈴を鳴らすと、

 

「ああ、来たのね。上までいらっしゃい。」 

 

なんともそっけない返事。

タクシーの運転手に別れを告げ、マンションの3階まで上がり、ドアを叩く。

 

 

 

「!?」

 

 

 

 

迎えてくれたのはバリバリ色黒の黒人女性。年は30くらい?で3歳くらいの子供が一人。

 

 

なんと黒人のシングルマザーの家にホームステイすることになったのだ。

こいつは態度もでかいし人使いも荒い。用意された僕の部屋は汚いし、シングルマザーの私物がびっしり。

 

 

なんとも不安なNYライフの幕開けであった。

 

 

 

 

 

 

只今絶賛執筆中!!

 

 

 

第二節~NY~

 

第三節~挫折~

bottom of page