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練習について

 

一口に練習するといっても、ドラマーによって、またはその時々によって捉え方が異なると思います。

 

 

例えば

 

・グルーブの練習

・基礎練習

・曲の練習

・アンサンブルの練習

・読譜の練習

・お気に入りのフィルインの練習

・タイムキープの練習

・ブラシの練習

 

 

など、目的によって練習の内容はかなり変わります。

また、練習環境によっても大分変わってくるでしょう。

 

 

・生ドラムが大音量で使える環境での練習

・電子ドラムを使っての練習

・パッドとスティックしかない時の練習

・パットもスティックも何もない状況での練習(電車の中とか)

・ドラムはあるが、大きい音が出せない状況での練習

 

 

ベストは生ドラムを好きなだけ叩ける環境での練習ですが、都会住まいの人や、昼間働いているサラリーマン、お金がない学生などは、なかなか難しいでしょう。

 

 

ベストではないにしろ、ドラムセットを使わない練習でも、効果的に行えばドラムセットを使った練習にも劣らない効果を得ることができます。

 

 

そこで肝心なのが練習に対する”コンセプト”です。

 

 

 

3W1Hという有名な言葉がありますが、

 

WHY   なぜ   →なぜその練習が必要なのか?

 

WHEN  いつ   →練習する時間帯や、難易度を上げるタイミングなど。

 

WHERE どこで  →スタジオ、自宅、公園、電車の中、バイト中、それぞれの場所で適した練習メニュ             ーを考える。

 

HOW   どうやって→練習メニューの計画、時間、ハードル、ノルマなどを考える。

 

 

この3W1H、すべてが揃って初めて、コンセプトが成り立つと言えるでしょう。

 

この4つを踏まえて練習メニュー(内容)を決め、取り組むことが重要だと考えます。

 

 

 

ではそのコンセプトを用いて、何を練習するか?を考えていきたいと思います。

 

僕の中で、ドラマーの練習は大きく分けて6つに分かれます。

 

 

・筋トレ

・基礎練習

・リズム練習

・曲の練習

・グルーブの練習

・アンサンブルの練習

 

 

 

・筋トレ   ドラムを叩くために必要な筋肉の筋力、柔軟、スピード、連携を鍛えます。”ドラムは力がなくても叩ける”とよく言われますが、その真相が明らかに!?

 

・基礎練習  基礎を積み上げれば積み上げるほど、後の応用がより卓越したものになります。

 

・リズム練習 リズムパターンの練習です。両手両足のコントロールを養うと共に、多ジャンルの音楽を知るきっかけになります。

 

・曲の練習  A→B→Cといった曲構成の流れに応じて、音量の強弱やリズムの変化、キメをコントロールする力をつけます。

 

・グルーブの練習 多ジャンルそれぞれのフィーリングを身につけます。様々な音楽に対する理解を深め、自分のスタイルの確立を目指します。

 

・アンサンブルの練習 実際にプレイヤーと演奏します。他楽器との兼ね合いを学びます。

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